【0か100】“家の前でちょっと遊ぶ”って難しいよなと感じた年始

●発達・困りごと等,動き,好き嫌い・こだわり等,理解

発達・困りごと 凸凹家族のひとりごと。

こんばんは☆lenoreです。

今回は、年始に感じた「娘には“家の前でちょっと遊ぶ”って難しいよな…🤔」ということについて書こうと思います。

 

単純に“家の前で遊ぶ”と文字で書いただけだと、

パッと見られた方は「家の前が空いてるなら遊べばいいのでは?」と感じる方もいらっしゃるかも知れませんが

そのくらいシンプルなことが、娘にとってはすごく難しいんですよね…💦

ちょっとだけ、が難しい

我が家では、年始はいつも義実家に集まって過ごしています。

 

義父さん義母さんには、普段から娘の障害について話しているので、

一般的にイメージする「義実家に帰省💦」という感じよりは、比較的過ごしやすい方かなと感じます。

 

そんな義実家に集まった今年の年始。

お正月にはもってこいの「凧」を見つけた娘…こだわりが炸裂した瞬間がありました。

 

娘は凧が好きなので、見たらすぐやりたい

でも今は昼ごはんの時間。なんとか座らせて食事開始。
(こだわりが強くなると「衣食住」を後回しにしてしまいがちなところがあり、要大人の管理)

でも娘的には凧が気になって仕方ない。ご飯をちょっと食べ…立ち上がり…の繰り返し。
(外で義父母さん&先に昼ごはんを食べたいとこたちが凧で遊んでるのが見えちゃったのもある)

 

娘は昔一度だけ、イヤイヤ発動のため、

食べ物を少量ずつダラダラ食べ過ぎてしまったことで吐いたことがあるので

「ご飯の時間」をきちんと終わらせてから遊ばせよう!としていたところ、

義実家で解決策としてあがったのが…

「家の前でちょっとだけ凧やって、戻ってご飯食べる?」

 

この言葉を聞いた瞬間…私の頭の中では…

「そうよね!そう!私も出来ればそうしたい!でもね!娘には、一旦外に出て凧で少し遊んだ後に室内に戻るのが出来ないの~!!外へ出る=そのまま数時間外に居る=家にいるか遠くへ行くか=0か100なのよ~!!

と、思いが爆発😂笑。

 

お腹空いていようが、トイレに行かなきゃいけない時間であろうが、

「これだ!」とこだわりが強く発生した場合は、それを100%やりきらないと気がすまないんですよね。

パターンが少ない?

この“家の前でちょっと遊ぶ”が難しい件は以前から気になっていたんですが

今回年始に出掛けた時に、ご自分の家の前で遊んでいるご家族を街なかでみかけて

「やっぱりこれ出来てほしいな…娘が分かりやすい方法はないのかな…?」と改めて感じました。

 

歩けるなら歩けるだけ、動けるなら動けるだけ。

娘はその範囲内を目一杯使うタイプなので「範囲」が際限無い。

「玄関から出た外」はもうフリーダムの状態。

 

0%の「お出かけせずに家の中」/100%の「何キロも歩く散歩」だけじゃなくて

50%~70%くらいの「家の前でちょっとボール遊び・ちょっと縄跳び」もあること。

すなわち、お出かけには「100%の力以外のパターン」もあることを、

根気よく伝えていかないとなと痛感した年始でした😭💦

(力加減・大きさの加減が必要な遊びとかも増やすといいのかな?)

 

やっぱり年末年始のような特別な時って、

イレギュラーなこと・普段とは違うことが多いので、

もし50%~70%くらいの加減も分かるようになったら、柔軟さも出てくるのかもな…。

 

「興味があることはとことんやりたい!」というところは良い面でもあるので、

親も少しずつ・無理せずやっていこうかなと思います。

 

読んでいただきありがとうございました🙂